自分が住む街の中にあるアクティビティのうち、「自分には合わないと思っていたもの」「そもそも存在を知らなかったもの」にあえてやってみる。その行動を後押しすることを目的としています。
例えば、家に花を飾るために花屋に行く、夜にクラブへ遊びに行くといった行動は、ある人にとっては日常の風景(Backyard)ですが、別の人にとっては「自分には合わない」非日常の世界かもしれません。そうした他者の日常に触れることで、自分の世界を少しだけ広げてほしい――そんな想いを込めて、「誰かにとっては馴染み深い場所」を意味する『Their Backyard』と名付けました。
引っ越し直後に街を歩くときに感じるあのわくわく感を、日常的に感じられる街をつくる。 時間が経つにつれて生活はルーティーン化し、街を探索する機会は失われていきます。我々のプロジェクトは、そうした状況に対し、高い探索意欲を日常的に維持できる仕組みの実現を目指し、その第一歩として「滞在空間を可視化する」アプリを公開しました。

アプリ開始時、地図は暗闇に包まれています。実際にその場所を訪れ時間を過ごすことで、暗闇が照らされ本来の姿を取り戻します。

単に通過しただけでは明るくなりません。一定時間を過ごすことで光が灯ります。これは場所を「よく知る」プロセスを表現しています。

数週間利用すると自身の生活空間が可視化され、行動範囲の狭さへの気づきや、意外なアクティブさの発見に繋がります。
自分には縁がないと思っていた場所へ足を運んでみる。
いつも通るだけの道を、滞在することで地図上の光に変える。
自分の行動パターンを客観的に振り返る。
地図は直径約300mの六角形グリッドに分割されています。
各六角形は、その場所で1時間滞在するごとに徐々に明るくなり、10時間以上の滞在で完全に暗闇が照らされる仕組みです。
本アプリで取得する位置情報は、他のユーザーやアプリ開発者を含む第三者に共有されることはありません。